電気工事でする通線・延線工事に使う通線・延線工具(ケーブルフィッシャー)を紹介してます。
ケーブルフィッシャーは、電気工事の中ではポピュラーな通線工具のひとつです。
電気工事士さんの中には「ケーブルキャッチャー」と言う人もいますが、これも電気工事士独特の呼び名で、あくまで正式名称は「ケーブルフィッシャー」で、これもジェフコム/デンサンの登録商標です。
今私も2本のケーブルフィッシャーを使ってるんですが、どちらもショートサイズのものですが、かつては、ショートタイプが無かったので通常サイズのものを使っていました。
でもいつも思ってたのは、
「点検口や狭い天井裏では使いにくい」
と感じていました。
そして、ショートタイプが発売されて最初に買ったのが、今も使ってる6mタイプのものです。
サイズが小さくなった分送り出しが多くなりましたが、狭い場所で伸ばすには、抜群に使いやすくなってると感じて、次に買ったのが10mタイプなんですが、こちらはさらに軽量化が図られて、より使いやすくなっています。
このようにケーブルフィッシャーも改良が加えられ、より使いやすく、実用的になってきていますから、新しく買い替えるタイミングだったら、絶対シュートタイプをおすすめしておきます。
「そんな使いにくいところじゃ使わない」
というのであれば、従来のカーボンフィッシャーでもいいでしょうけど、そんな人でも点検口で使うこともあるでしょうし、その点検口が身体まで入るとは限りません。
例えば、点検口の上に他業種の配管なんかあって、手先だけしか入れることができないこともよくある話で、このようなシュチエーションは、電気工事の現場では少なくありません。
こんなときでもショートタイプなら、楽に伸ばすことが出来て、作業も楽に進めることができるので、作業時間の短縮を図ることができて、疲れも軽減されるし、無駄な時間を使わなくて済むんですから、使わないという選択肢は私の中にはありません。
ですから、私が今使ってるものから紹介して、そのほかのサイズのものを順番に紹介ておきますので、必要な物を選んで、日々の電気工事に活かしてください。
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今私がよく使ってるケーブルフィッシャーがこれなんですが、残念ながら廃盤になって、販売先も無くなってしまってもう手に入れることが出来なくなってしまいました。 。(_ _;) |
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続いて、私がメインで使ってるケーブルフィッシャーの後継となるシルバーフィッシャーを紹介してきます。
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長いものから短いものまで紹介しましたが、実際の現場で使って通常の二重天井内で伸ばせるのは経験上、10mが限界だと思います。
よほど天井内の高さがなければ、フィッシャーが撓んで、先端部を伸ばすことができませんので、私には必要ありません。
仮に天井内に十分な高さがあるのであれば、通常のカーボンフィッシャーでも伸ばすことができるので、あえて高いシルバーフィッシャーなど買う必要は無く、ただ無駄な出費だと考えられます。
ですから、続いてカーボンフィッシャーを紹介しておきます。
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カーボンフィッシャーを紹介しました。
が、しかし、残念ながらこちらも廃番になったようなので、今後ドンドン品物が無くなっていくことでしょう。
本当に残念です。