エアコン取付工事に必要な銅管カッターを紹介します。
エアコン工事に使う冷媒管の切断に必要な銅管カッターですが、用途に合わせて選ぶことが、作業の効率化には必要です。
エアコンと一口で言っても、ルームエアコンから業務用エアコンまで種類も多く、使われる冷媒管のサイズもさまざまです。
ルームエアコンなら、2分、3分、4分だけですが、業務用エアコンやビルマルチなどになると、5分、6分~インチなど、大口径の冷媒管も少なくありません。
家庭用ルームエアコンの施工だけなら、ミニサイズの銅管カッターだけでもいいでしょう。
しかし、多少なりとも業務用エアコンを扱うのであれば、ミニサイズの銅管カッターだけでは対応できないので、通常サイズの銅管カッターも必要となるので、多くの人は、通常サイズの銅管カッターを使ってるものです。
でも、これも作業状況により、使い辛いときもあり、
「ミニサイズの銅管カッターがあったら楽なのに」
と思うことも少なくありません。
特に、狭いところでの作業ではそう感じることが多いものです。
ですから、私は両方を使い分けるようにしています。
家庭用ルームエアコンの取付の時には、ミニ銅管カッターを業務用エアコン取付の場合は、通常の銅管カッターといった具合にです。
一般的に業務用エアコン取付の場合、建築中や改装中に室内機の吊込みを終え、室外機は、屋上などの広いところに設置するものですから、作業環境としては、比較的恵まれた条件下での作業なので、銅管カッターのサイズが大きくてもさほど問題になりません。
一方、家庭用ルームエアコンの場合は、すでに居住してるお宅に取付けることが多く、室内機周辺も家具などがあり、広いスペースを確保するのが困難な場合も多く、冷媒管を振り回すスペースもなく、冷媒管の切断一つにも気を使わなくてはならず、できるだけ少ないスペースで作業できるような工具が必要となるので、ミニサイズの銅管カッターを使うようにしています。
「そんなことは気にしない」
と言うのであれば別ですが、エアコン取付など、既存の建物内での作業では、周りの状況をよく考えて作業することが求められるものです。
あまり無茶をして、家具やオフィス用品などを傷つけると、損害を請求されることもあるので、細心の注意が必要ですし、無用なトラブルを避けるためにも、必要な工具は揃えておくべきだと考えます。
このページでは、各種の銅管カッターを紹介しておきますので、使いやすいと思うものを選んで、みなさんの仕事に活かしてください。
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今使ってるのがこのオートマチックカッターです。
これまでのものと違って、切断箇所にセットして回すだけで切断できるので楽です。
通常の銅管カッターは、回転と同時に締込み作業が必要ですが、このカッターはその必要がないので、冷媒管に無理な力が掛からず、きれいな切断面を形成することができるので、誤って締込み過ぎて銅管が変形するなどのリスクがないので、よそ見をしながらでも作業ができるくらい楽ですから、銅管カッターを探してるならおすすめです。
次は、よく使われてる通常サイズの銅管カッターの紹介です。
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タスコのスマートカッターとロブテックス(エビ)のチューブカッターを紹介しまし。
タスコのスマートカッターは、内部構造を見る限り、私が使ってるものとほぼ同じものだと思います。
ロブテックス(エビ)のチューブカッターは、バリが出ないと評判です。
でも、刃の切れ味が落ちれば、同じだと思うんですけどね。
次も通常サイズの銅管カッターです。
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スーパーツールの銅管カッターは、昔から使ってる人の多い製品で、今でも現場でよく見かけるもので、エアコン工事業者だけでなく、設備屋さんもよく使ってるものです。
次は、ミニサイズの銅管カッターを紹介しておきます。
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スーパーツールのミニ銅管カッターでしたが、
現場での作業を考えて、頑丈なものを選んでおきました。
ほかにもあるんだけど、ハンドル部分がプラスチックだったりして、
現場での過酷な使い方を考えたら“?”が付くので紹介してません。
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いくつか銅管カッターを紹介したんだけど、最近は海外製の粗悪品がたくさんヒットするようになり、粗悪品を掴まされてる人も多いようですが、私のサイトでは、そんなものを紹介するつもりもないので、そんなものでもいいという人は探してください。
でも、お金を捨てるようなことにならないように注意してください。