電気工事の現場で行うアース棒打込み作業に使うと便利な【アース棒打込アダプタ】を紹介します。
電気工事の基本中の基本の接地工事によく使うのが各種のアース棒です。
内線規定でも細かく規定されてるように、接地にもA種~D種まであり、それぞれ用途が違いますし、接地抵抗値の規定も違うので、規定値を満たしていないと、送電申請しても拒否される場合や、接地抵抗の是正を求められ、申請が保留されることもあります。
これも電気を安全に使うために必要な措置なので、電気工事士は、接地抵抗値を厳格に遵守しなくてはなりません。
アースの設置は、掘削段階でアース板を埋込むのが一般的ですが、小規模なキューピクルや電気室の場合、A種アース棒を打込むことも多いものです。
ご存知のようにA種アース棒は、継足し式のアース棒なので、接地抵抗が目標値まで下がらないときは、数本繋いで打込むことも多いと思います。
しかし、この作業が見た目以上に疲れるもので、重いセットハンマーを振り下ろすだけで腕がフラフラになり、昼ごはんの時には箸がまともに持てないことも少なくありません。
そんなときに使うと便利なのが、このページで紹介する【アース棒打込アダプタ】です。
アース棒打込みアダプタは電動破つり機に取付けて、その打撃力でアース棒を打込むので手で打込むのに比べて楽にアース棒を打込むことができるようになり、ほとんど疲れを感じずに、面白いように長いアース棒が地中に入っていきます。
それでも地中の状況により、ある一定の値から下がらなくなることも少なくなく、場所を代えて打ち込み作業を続けて、その作業を何箇所かで行うことで、ようやく目標値に到達するなんてことも電気工事では少なくないものです。
(ノД`)ハァ
そんな、いつ目標値に到達するかわからない先の見えない作業を続けるのは、モチベーションも下がるし、段々作業効率も下がって、無駄に時間ばかりが過ぎる破目になってしまいがちですが、アース棒打込みアダプタがあれば、辛いアース棒打込み作業も短時間で終わらせることができるので、貴重な時間と人件費の節約になって、ほかの作業に従事できるようになるので、1日の限られた時間を有効活用することができるようになりますよ。
(o^―^o)
値段的にもそんなに高いもんじゃないし、少ない投資で最大限の効果を生み出してくれるアース棒打込みアダプタを使わないなんて選択肢は、私の考え方の中にはありませんので、ぜひみなさんにも使っていただきたいものです。
単調な作業は、便利な工具を使って、効率よく行いませんか。
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私が使ってるのがマキタのアース棒打込みアダプタです。
会社勤めの頃は、会社に無かったので、セットハンマーを振り下ろして打込んでいましたが、自分で電気工事を請け負うのなら少しでも楽に仕事をしたいので、すぐに買って使い始め、それ以来ずっと使っています。
ともかく楽なので、みなさんにもおすすめしておきます。
続いて、ほかのアース棒打込みアダプタも紹介しておきます。
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マキタの別のアース棒アダプタですが、みなさんの使ってる電動ハンマのシャンクに合うものを選んでください。
電動ハンマの先端取付部もいろんなタイプがあるので、合わないものを買ってもお金の無駄です。
次は、違うメーカーのアース棒打込みアダプタを紹介しておきます。
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マキタとハウスビーエムのアース棒打込みアダプタを紹介したが、このほかにもあるんだけど、いくら便利でも、そんなにたくさん見てもしかたがないので、使いやすくてお手頃なものを選んでおきました。