電気工事のプロとして現場で活用している工具の中から
実際の使用感を元に厳選して紹介しています。
電気工事を行うときにあると便利なポケットレベルを紹介しておきます。
電気工事でいろんな機器を取付けるときの基本は、
水平垂直なのは、現場で電気工事をしてる人なら誰でも知ってることです。
分電盤や配電盤、自立盤などはいうまでもなく、
スイッチ、コンセントなどの配線器具でも基本は同じです。
現場監督の中には、意地悪なのか性格なのか知らないけど、
わざわざ水平器を当てて、一つ一つ確認する人もいて、
少しでも歪んでると、すべて手直しなんて言い出す輩もいるくらいですから、
機器一つ取付けるにしても、
都度確認することが後々の手直しを無くすことにつながり
無駄な時間と人件費を削減することになるので、
腰袋に小さなポケットレベルを忍ばせて、
しっかり確認しながら作業をすすめることが大切だと私は思ってるので、
私の腰袋にはいつでもポケットレベルが入ってます。
電気工事で使うポケットレベルでよく使われてるものは、
その大きさが1個用スイッチボックスの開口寸法のものが多く、
レベル確認のほかに、
増設スイッチやコンセントなどの開口部の罫書きにも使えるので、
一つ持っておくと便利なものであることは、
多くの電気工事士さんが認識されてるでしょう。
本来のレベルチェックも簡単にできるようになり、
なおかつ、開口の罫書きまで簡単にできるようになる
ポケットレベルは、電気工事士の腰道具の一つとして
ぜひ持っておきたいアイテムだと思うんですが、
以外に持ってる人は少ないようです。
今このページを見てるみなさんの中でまだ持ってない人は、
この機会に腰袋のアイテムの一つに加えてやってください。
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私が腰袋に忍ばせてるポケットレベルがこれです。
電気工事会社に勤めてる頃から永年愛用してるもので、
ほかにもいろいろ使ってきた中で一番使いやすいと感じてるものなので、
みなさんにもおすすしておきます。
スイッチボックスの罫書きもできるし、
マグネット付きだから鉄部にも付けられるので、
鉄箱の取付にも便利なので、頻繁に使うアイテムです。
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ジェフコムと未来工業のポケットレベルです。
ジェフコムのポケットレベルは、私が使ってるのとほぼ同じものです。
未来工業のポケットレベルは、最近知ったのでまだ使ったことがないのですが、
いろんな工夫がされていて、興味をそそられていますので、
次に買い替えるときは、使いたいと思っています。
次はポケットレベルというのではなく、小型レベルを紹介しておきます。
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小型レベルはシンワ測定のブルーレベル Jrとハンディレベルを使い分けています。
ブルーレベルは、鉄箱やプルボックスの取付などに使って、
ハンディーレベルは、主に配管作業の時に使っています。
腰ベルトに取付けたカラビナにぶら下げられて、
腰袋の中がスッキリして、高所でも物を出しやすくなるので、
使うようになりました。
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小型レベルを紹介したけど、水平器の中では小型なので、
腰袋に入れておいても、そんなに邪魔にならない大きさのものです。
今使ってるものはシンワ測定のものなんだけど、
前は、マーベルのMGL-230を使ってて、同じものを買おうかと思ってたんだけど、
調べてみたら、やたら値上がりしてたのでやめちゃいました。
どうも最近全般的に工具の値上がりが続いてるようです。