電気工事士が厳選した油圧圧着工具
電気工事で使う油圧圧着工具の紹介ですが、このページでは、手動式油圧圧着工具を紹介しつつ、マルチ圧着工具も紹介しておきます。
電気工事を行うんだったら、最低手動の油圧圧着工具くらいは持ってないと話になりません。
これらの工具は通常会社が用意するものですが、私が勤めていた会社の社長は、ともかく工具を買うのが嫌いで、
「昔はそんな工具なんか無かったんだ」
が口癖でした。
そのおかげで、私は会社勤めの間に、いろんな工具を自分で買って使っていたので、独立して開業するときには、初期投資が少なく済み助かりました。
(すんごい皮肉です)
とりあえず会社にも手動の油圧圧着工具は有ったのですが、150sq用の馬鹿デカいもので、マンションなどの狭いPSでは使い物にならないので、腹が立って、電材店の担当者に電話して、60sq用の小さなものを持ってきてもらい支払は自分で行うことに・・・
そのほかにも、各種の充電工具をはじめ、細かな工具まで入れると相当数の工具が揃っていました。
時々、社長が現場に来ることがあり、見慣れない工具を見つけると
「こんなのいつ買ったんだ」
と怒鳴る始末。
すかさず私が「自分で買ったんだ」と言い返すと、黙ってすごすごと現場から出て行きます。
通常の会社ならこんなことは無いでしょうから、会社勤めの人が自分で買う必要はないでしょう。
でも自分で電気工事を請け負うんだったら、必要不可欠な工具だと思うのでこのページで、メーカーごとの比較などをして、自分の仕事に適した物を選択するようにしてください。
もちろん私が使ってるものから紹介するので、それも参考にしてください。
泉精器製作所(IZUMI)
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私が持ってるのは、泉精器製作所の油圧圧着工具で、EP1460は会社に勤めてるときに買ったもので、EP150Aは独立するときに買ったのですが、最近ほとんど使うことがありません。
というのもマルチ圧着工具を買って使ってるからです。
マルチ圧着工具は、いろいろ使えて便利ですから、電気工事の現場で毎日のように使っています。
購入時は、その価格に少し躊躇しましたが、仕事上どうしても必要になったので思い切って購入した次第です。
でも、購入して大正解でした。
必要な工具の数が減ったので、車の中もスッキリしたし、材料なんかの積み込みも楽に出来るようになりました。
ぜひみなさんにも使ってもらいたいものですから、ここで紹介しておきます。
泉精器製作所(IZUMI)マルチ圧着工具
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私が使ってる泉精器製作所(IZUMI)のマルチ圧着工具なんですが、どうも販売終了となったようですので、違うものの紹介となってしまいました。
m(_ _)m
これは、圧着能力250sqまでで、私が使っているのと違いますが、アタッチメントを交換するだけでほかの作業にも使える点は、同じです。
ほかの専用工具のように、1台ずつ買うんじゃなく、アタッチメントだけなのでフル活躍してくれて、無駄な出費も減らせると思います。
この製品の特長は、メーカーサイトで紹介されていた動画を紹介しておきますので下のYou Tube動画を見てください。
私が長々と説明文を書くより、動画のほうがわかりやすいと思ったので、メーカーサイトの動画の埋込コードを掲載しておきました。
動画だと特徴がよくわかるので、購入の参考になります。
ただちょっと桁違いに高いので、購入には躊躇と思うけど、使いだしたら手放せませんよ。
ここから先は、他社の油圧圧着工具を紹介しておきます。
ロブテックス(LOBSTER)
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ロブテックスの油圧圧着工具ですが、かつてはよく見かけたんですけど、最近はあまり見かけなくなりました。
やっぱり充電工具がいろいろと販売されるようになった影響でしょうか。
続いては、デンサン(DENSAN)の油圧圧着工具を紹介しておきます。
デンサン(DENSAN)
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私が使ってるものとロブテックス(LOBSTAR)、デンサン(DENSAN)の油圧圧着工具を紹介してきました。
私が使ってる泉精器製作所(IZUMI)やそのほかのものとして紹介したメーカーは、電気工事士なら誰でも知ってるメーカーなので、製品の信頼度はすでに実証済みですから、どれを選んでも十分作業できるものばかりです。
さて、最後になりましたが、マルチ圧着工具のほかのメーカー品を紹介しておきますので、気になる人は製品を確認してください。
マルチ圧着工具
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カクタスと泉製作所のマルチ圧着工具です。
カクタスのクリンプボーイEV-325DLは、325sqまで圧着出来るので、電気容量の大きな建物での電気工事には必需品だと思いますので、紹介しておきました。
これまでの大口径油圧の圧着工具の多くが、ポンプと本体が別の物がほとんどだったのを考えても、コードレスで一体型というのは、本当に使い勝手がいいと思いませんか。
(^^)