電気工事用ヘルメットを紹介します。
電気工事用のヘルメットは、一般用ヘルメットと違うことは、厳選 電気工事の安全対策用品のカテゴリートップで紹介したので、すでに知ってると思います。
一般作業用ヘルメットは、落下物などから頭部を守ることを考えて作られてるのに対して、電気工事用ヘルメットはそれに加えて、感電防止効果を追加したもので、電気室や高所作業時の頭部感電事故を防ぐことも目的としています。
電気工事士が作業する場所は、通電前の現場だけでなく、既存の建物内や電気室、キューピクルといった、すでに電気が供給されてるところも多く、誤って、頭部が送電ケーブルなどに触れると思いもよらない感電事故を招く危険があり、それは即、命の危険に直結することが多く、重大電気事故になりかねない危険な状況です。
そんな、不測の事態のときに頭部からの感電を防ぐ意味から、電気工事士が使うヘルメットは、電気工事に対応したものを使わなくてはなりません。
でも、現場内で活動している電気工事士さんの中には、電気工事用ヘルメットではなく、一般作業用ヘルメットを着用してる人を見かけますが、仮に電気事故で感電したとしても、労災認定されない場合もあるので、命が助かったとしても、後遺症で苦しんでも、保証されないことも認識しておく必要があります。
電気工事は、ほかの職種と違った危険が存在する危険な職業だということを今一度考えておく必要があるでしょう。
まずは、ヘルメット選びから自分の身の安全を確保するするよう心掛けてください。ください。
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今私が使っているミドリ安全の電気工事用シールド面付きヘルメットです。
以前は、普通のアメリカンタイプヘルメットを使っていたのですが、新型コロナウイルス感染が拡がってから、飛沫防止のためにシールド面付きヘルメットに変えました。
シールド面付きヘルメットにも一般作業用と電気工事用があるので、誤った選択で自ら危険な状況を作り出さないように気を付けなくてはなりません。
ヘルメットを選ぶときは、電気工事中の感電防止効果があるか、ヘルメットの仕様をしっかり確認してから選ぶようにしてください。
ミドリ安全のヘルメットを選ぶ場合、下の画像のマークを確認するといいでしょう。
これらのマークがヘルメット選びの簡単な指針になります。
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アメリカン、透明バイザータイプ共にほかのカラーもあるので、気に入ったカラーのものを選んでください。
ここでは、現場でよく見かける無難なカラーをチョイスしておきました。
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MPタイプのヘルメットは、昔からあるもっともポピュラーな形のヘルメットで、MPタイプのMPとは、終戦後のドラマなどに出てくるアメリカ軍のMPが被っていたヘルメットの形からMPタイプと呼ばれてるもので、その形は今も変わりませんが、安全性は時代と共に変化して向上しています。
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スライダー面付ヘルメットなら、ディスクグラインダー等を使うときでも保護メガネを使うことなく、顔や目を保護してくれるので、電気工事のようにいろんな態勢で作業しなくてはならない業種には持ってこいのヘルメットだと思います。
一つ残念なのが、熱い切粉が付着するとそのまま貼り付いてしまうのと、ボードの粉が付くと静電気で取れにくくなるので曇ってしまうところが残念ですが、それを差し引いても、満足できるものだと思いますよ。
⊂二(^ω^)⊃
私のように新型コロナウイルスの飛沫防止のためにシールド面付きヘルメット変えるなど、現場の状況も一変させてしまった新型コロナウイルスは本当に怖いウイルスですね。
これからも感染しないよう、させないように気を付けていかなくては駄目ですね。
。(_ _;)