電気工事でよく使われる切削工具でも使う頻度が高いのが、油圧フリーパンチですが、最近では専用の工具としてではなく、マルチ圧着工具の一部として使う人も多くなってきました。
私もその中の一人で、最近はもっぱらマルチ圧着工具ばかり使っています。
倉庫には、かつて使っていた手動の油圧フリーパンチもあるのですが、持ち出すのも面倒なので、ほとんど使うことがなくなりました。
でも、マルチ圧着工具やフリーパンチアタッチメントを持っていなかったら、手動の油圧フリーパンチを使うしかないので、今でも買い求める人も多いですし、お探しの方も多いようです。
私が持ってるノックパンも知り合いの電気工事士さんが借りにきたりするくらいですから、まだまだ需要はあるのでしょう。
ですから、各メーカーもまだ生産を続けていますし、更なる改良や新しい付属部品なども発売されたりしています。
私がかつて使っていたのは、西田製作所のノックパンですが、このノックパンは電気工事士の中ではかなり有名なものだと思います。
私の知り合いの電気工事会社でも数社が同じものを使っているくらいですから、全国の電気工事会社となると、一体どれくらい使っているのか、計り知れません。
また、配電盤などの製作現場などでも使われているので、その数は、膨大だといえるでしょう。
別に西田製作所1社が独占しているわけじゃないので、すべてが西田製作所のものじゃないですけど、それにしてもかなりの数でしょう。
手動油圧フリーパンチの中でも、一体型でヘッドも360度回転できるので、使いやすいのは使いやすいのですが、一度マルチ圧着工具を使い始めると、やっぱり手が出なくなってしまいます。
人間とは弱いもので、一度便利なものを使ってしまうと元には戻れないものです。
でも、必要な方もいらっしゃいますので、こちらのページでご紹介させていただきます。
泉精器製作所 (IZUMI) 充電油圧式多機能工具 S7G-M250R |
泉精器製作所 (IZUMI) パンチャ アタッチメント 200AT9PD |
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私が主として使っているのがマルチ圧着工具のパンチャ アタッチメントです。
これを使いだしたら、重い手動の油圧フリーパンチを使うことは少なくなり、こればかり使っています。
なんせ、トリガーを引くだけで楽に孔あけ作業ができますし、少しぐらい無理な体勢のところでも苦も無く作業することができるので、もっぱらこればかりです。
もしマルチ圧着工具を買うのなら、いろんなアタッチメントも増やしていけばより便利に使えていいですよ。
続いては、私が持ってる西田製作所の手動式油圧フリーパンチをご紹介しておきます。
西田製作所 薄鋼刃物セット NCTPF3CP |
西田製作所 厚鋼刃物セット NCTPF3ACP |
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こうして、薄鋼セットと厚鋼セットをご紹介いたしましたが、持っているのは薄鋼セットで、厚鋼用は別で必要な刃を買い揃えて本体は薄鋼用のものを使っています。
この使い方は、多くの電気工事士がしている使い方で、このほうが購入コストを抑えられますし、使わないような無駄な刃も無くなるので、収納するのも楽ですしね。
泉精器製作所(IZUMI) 手動油圧式パンチャー SH101AP |
ロブテックス(LOBSTAR) 薄鋼用エビパンチャー LP104AP |
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私が持っているのは一体型なのに対して、こちらはポンプとヘッドが油圧ホースでつながったタイプです。
このタイプの利点は、狭いところでハンドルストロークが無いようなときにストロークが取れるところで操作できる点です。
改修作業などでは、いろんなものがあって作業状況の悪いところも多いので、ヘッドから離れたところでポンプ操作ができるので、作業が楽にできるという点では便利です。
このタイプをチョイスしなくても、本体だけを購入しておけば、同じような使い方ができますので現場に合わせて、どちらでも作業できるようにすることができます。
これも少しでも出費を減らす知恵です。
次は、使えるのかどうか疑問ですが、最近見かける激安油圧パンチャをご紹介しておきます。
手動油圧パンチャー 15ton ダイス6個セット付き |
油圧パンチャーダイスセット 70KN |
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まあ価格を見ると「使えるのか?」と思います。
型番もいい加減なもので、どこで作っているのかすら確認することができません。
そんなものをご紹介したものの、私は使う気にもなれないので、使うか使わないかは、ご自身でご判断願います。