水平、垂直を簡単に確認できる【レーザー墨出し器】を紹介します。
電気工事で取扱う各機器や露出配管は、水平、垂直に取付けるのが基本なので、機器取付や露出配管には、水平器を使うことも多いし、垂直を測るときは、下げ振りを使うこともあると思うけど、工期短縮や経費削減が叫ばれる現代の建築現場で、こんな時間の掛かることをしていたのでは間に合わないので、多くの業者がレーザー墨出し器を使っています。
当然、電気工事でもレーザー墨だし器を使って、配管の水平、垂直を確認したり、天井面への直線の墨出しをしたりして、少しでも作業時間を短縮するよう努力しています。
今では当たり前に使われてるレーザー墨出し器ですが、少し前までは、高くてなかなか手が出なかったものです。
でも、受光器が使えるようになってから、電気工事の現場でも一気に使われるようになったと思います。
それからも進化を続け、微調整つまみが付いたり、レーザー光が改良され、より細いレーザーが照射できるようになり、最近では、屋外での視認性を向上させた、グリーンレーザーを搭載したモデルなど用途に合わせたライナップが増えています。
さらに、今では自動追尾型レーザーが登場して、かつて、二人で行っていた墨出し作業も一人で行えるようになり、とても便利になっています。
でも自動追尾型レーザーは、とても高価で、なかなか手をだしにくいものなので、電気工事現場ではあまり見かけることは、ありませんが、実際に使ってるのを見ると、やっぱり欲しくなるレーザーですね。
おそらく自動追尾型レーザーの存在は知ってると思いますけど、どれだけの人が実際に使ってるでしょうか。
私自身、前から使ってるレーザーを今でも使ってるし、使える間は、これからも使い続けると思うので、レーザーも比較的お手頃なものを紹介しておきますので、使う現場状況を考えて、仕事に合ったものを選ぶようにしてください。
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私が使ってるレーザーを紹介しようと思ったんだけど、古いので廃番になってるようで、探しても見つからなかったので、お手頃で使いやすそうなのを紹介しておきました。
グリーンレーザー搭載で、屋外での墨出し作業も楽に出来るでしょう。
☆自動追尾型
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タジマの自動追尾型レーザーです。
10万円越えだから、簡単に買い替えられる金額じゃないけど、やっぱり自動追尾は便利なので、もしこれからレーザーを買おうと思ってるのなら、思い切って自動追尾にすべきじゃないかな。
でも私は、今持ってるレーザーを自動追尾できるようにして使ってるので、もし今持ってるレーザーを自動追尾にしたいなら私のような使い方も出来ますよ。
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私が使ってるのは、赤色レーザーなので赤色レーザー用を使ってます。
これを使えば、今使ってるレーザーも自動追尾させることができるので便利だし、新しいものを買うことを思えば安いので手も出しやすいし、今あるレーザーも無駄にならないので経済的です。
他社の国内メーカーからもいろんなタイプのものが販売されてるので、探せば、いくらでも出てくるでしょう。
でも、やっぱり信頼できるメーカー品を選んでおかないと、後々、レーザーの校正などを受けられなくなったりするので選ぶときは慎重に。
ほかに、激安のレーザー墨出し器もあるようだけど、使い物になるのかわからないのでここでは紹介しません。