電気工事で使う配線チェッカーの紹介です。
配線チェッカーもいろいろあって、停電状態で使うものから、活線をチェックするものまであり、使い方を間違うと、すぐに壊れてしまいます。
通常電気工事で使う配線チェッカーは停電状態で、片側に発信機を装着して、もう片側でチェックするものです。
これで、どの回路なのかが特定でき、回路改修が行えるようになります。
しかし、回路がわかったとしても、不要となった配線の特定はできないので、不要線を撤去することは困難です。
結果的に、不要なケーブルはそのまま残され、天井内や壁内に残されたままになり、以降の改修作業のときに、間違いを産みだす一因となる迷惑なものになるので、出来る限り撤去できるものは撤去しておくべきです。
それには、配線ルートの確認が必要で、従来の配線チェッカーでは無理ですから、配線ルートの確認ができるものが必要になります。
そこで私が使ってるのが、配線ルートの特定ができる配線チェッカーで、これを使えば、まさに配線ルートをそのまま辿れるので、確実に不要線を撤去することができます。
不要線を確実に見つけ出すことができれば、必要なケーブルを傷つけることなく、無用なトラブルを回避することができてとても便利です。
また両端のペアも確実に確認できるので、1回路すべての配線を安全に撤去することができて、撤去後は、必要なケーブルのみになりスッキリさせることができ、お客さんにも喜んでいただけます。
建物を扱う電気工事では、お客さんに喜んでもらうことが大切ですし、それが信頼につながり、新たな受注を生んでくれるかもしれません。
改修現場だけでなく、新築現場でも配線後にはベルテストを行うように、配線のチェックは大切なものです。
そのために必要なのが配線チェッカーですから、1台くらいは、持っておかなくてはならないと考えます。
そんな大切な配線チェッカーを紹介しておきますので、必要だと思うものを選んで使ってください。
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私が配線ルートを特定するのに使ってるのがこれです。
私はアマゾンで買ったんですが、取扱説明書はすべて英語で、英語が苦手な私には理解できませんでした。
そこでネットで調べたら以前はPDFファイルで取説が公開されていたのですが、現在はそのPDFファイルも無くなり、取説として公開されているものは無くなってしまいました。
それでも基本的な使い方は、発信機を取付けて受信機で配線を辿って行くだけなので、少し使えばすぐになれるくらいの簡単なレベルですから、日々現場で作業されてる方なら、すぐに使いこなせるようになるでしょう。
これのいいところは、配線が重なったり、よれいても確実に辿れるところです。
元々、電話線などの弱電線用に作られたもののようですが、VVFケーブルやほかのケーブルでも問題なく使うことができます。
すでに私が使って、実証済みですから安心して使えるものです。
もう一つは、一般的な配線チェッカーです。
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回路確認などは、これを使ってます。
永年使っ少しガタがきてるので、そろそろ買い替えようかと思ってるところです。
そして活線に使ってるのがこれです。
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活線でも使える配線チェッカーとしては、これを使ってます。
戸上電機なんて、あまり聞いた事のないメーカーですが、この配線チェッカーは優れもので、いろんなチェックができて、とても便利です。
その使い方は、戸上電機のホームページで確認してください。
私の拙い文章力では伝わらないと思うので、ホームページを見てもらうほうがベストだと考えて、戸上電機のホームページを紹介しておきました。
ここまでが、私が使ってる配線チェッカーでしたが、このほかにもいくつか紹介しておきますので、自分の仕事に適したものを探してください。
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私が使ってるものと、そのほかの配線チェッカーを紹介したが、死線型配線チェッカーに関しては、私のように二種類を使い分けるのもいいでしょう。
でも、必ずそうしなくてはならないというものでもないので、使う人が判断すればいいことです。
活線対応型について、私はあえて高いものを選んでいます。
この手のものは、後で後悔しやすいものなので、内容をよく確認した結果、戸上電機のものにしたんですが、これも「ここまでの機能は必要ない」と思ったら、ほかのものでも十分でしょう。
最終的に使うのはみなさんですから、自身の仕事内容をよく考えて、適切だと思うものを選べばいいでしょう。