電気工事だけでなく建築現場ではハンマードリルの出番は多いもので、コンクリートの貫通やアンカーピンの設置などで、コンクリートに孔を空けるときには必ず必要な工具ですから、電気工事を生業としているのであれば、一台は持っていなくてはならない工具だと思います。
かつては、ハンマードリルと言えば100Vの電気式しかありませんでしたが、今では充電式が主流で電気工事士が使うものはほとんどが充電式です。
時々、長時間使用するような作業もあるので、充電式と共に100V電気式のものも必要ですが、出番としてはさほど無いので、通常は充電式を使用している方がほとんどだと思います。
もちろん私も普段使うのは充電式が主で100V式は、1ヶ月に1度か2度使えばいいほうだと思います。
充電式なら、立馬などを使っての作業のときでも簡単に立馬の移動ができますし、上で使うのも楽なので充電式の使用頻度が高くなるものです。
しかし、発売当初のものは重くて疲れるものでした。
それもリチウムイオンバッテリーの登場で劇的に軽くなりましたし、最近では小型化も進んでより使いやすくなってきています。
私は、永くパナソニック(Panasonic)の充電式ハンマードリルを使ってきましたが、最近マキタ(makita)のハンマードリルに買い替えました。
理由は、18V仕様で軽量だったからです。
これも、一緒に仕事をしている電気工事士が使っているのを借りて、良かったので買い替えることにしました。
そして、それまで使っていたものはネットオークションに出品して、無事落札されて、新たに購入したハンマードリルの半額近くが戻ってきました。
このように、自分にとって不要になったものでも、オークションやフリマなどに出品すれば、必要な人に手渡すことができるので、こちらも助かりますし、購入してくれた方も探していた物を安く購入できるので喜んでもらえます。
こうすれば、無駄なく次のものを購入することもできますから、上手にオークションなども利用しつつ、工具も購入すると全額負担することも無いので、購入しやすくなると思います。
という事で、私が購入して使っているものからご紹介させていただきますので、ご覧ください。
マキタ(makita) 充電ハンマドリル HR171DZK |
マキタ(makita) 充電ハンマドリル HR183DRGX |
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私が使っている充電式ハンマードリルがこれなんですが、以前のものに比べ、軽くて使いやすく、上向きのアンカー打ちもとても楽です。
それに、ほかの工具のバッテリーが使えるので、バッテリー切れの心配が無く、連続作業にも十分耐えられるもので、少しくらい多いアンカー打込み作業でも対応出来ますので、現場作業で毎日のように活躍してくれています。
フルセット品は、楽天市場とAmazonで型番が異なりますので、ご注意ください。
マキタ(makita) 充電式ハンマドリル HR244DGXV |
マキタ(makita) 集じんシステム DX01(A-53073) |
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最近は、ハンマードリルを使うときも極力埃を出さないように求められることが多くなりましたので、吸塵システムは欠かせない機能になりつつあるので、このページにも追加することにいたしました。
ここから先のほかのメーカーのものも掲載しておきますので、お気に入りのメーカー品をご覧ください。
パナソニック(Panasonic) 充電ハンマードリル28.8V EZ7881X-B(本体のみ) |
パナソニック(Panasonic) 充電ハンマードリル28.8V EZ7881PC2V-B |
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パナソニック(Panasonic)のハンマードリルですが、ご紹介させていただいているものは最新モデルです。
パナソニック(Panasonic) 充電マルチハンマードリル EZ78A1X-B(本体のみ) |
パナソニック(Panasonic) 充電式マルチハンマードリル EZ78A1LS2G-B |
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充電式ハンマードリルを使うのは、カールプラグや3分アンカーの打込みがほとんどなので、そんなにパワーを重視する必要もないと考えて、軽さと取廻しの良さでマキタ(makita)にしました。
高所での作業や上向きのアンカー打ちでは、疲れにくいことが重要だからです。
アンカーの打込みのときに使っているコンクリートビットも紹介しておきますので、興味のある方はご覧ください。
デンサン(DENSAN) 打込棒付ドリルセット CUD-3030 |
デンサン(DENSAN) 打込棒付ドリルセット CUD-H3040 |
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これの良いところは、深さが一定に保てて、アンカーピンの最大能力を発揮させることができる点です。
ドリルビットにツバがあるので、それ以上入ることがないので、極端な話よそ見をしていても完璧な深さで下孔を空けることができますので、誰が作業をしても同じ仕上がりになると言う事です。
また、先端に付属の打込み棒を被せれば、そのままセンターピンの打込みができるので、無駄な動きが少なく、すぐにアンカーピンの設置が終わりますから、次の作業にもスムーズに移行することができるので、作業時間も短く済みます。
少し値段はお高いですが、使う価値はあるので、お薦めしておきます。
私はパナソニック(Panasonic)とマキタ(makita)の充電ハンマードリルしか使ったことがございませんので、ほかのメーカー品の評価はできませんが、使っている方もいらっしゃると思いますので少しだけご紹介させていただきます。
ボッシュ(BOSCH) 充電ハンマードリル GBH18V-ECH(本体のみ) |
ボッシュ(BOSCH) 充電ハンマードリル GBH18V-EC |
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ボッシュ(BOSCH) 充電ハンマードリル GBH36VH-PLUS (本体のみ) |
ボッシュ(BOSCH) 充電ハンマードリル GBH36V-PLUS |
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ボッシュ(BOSCH) コードレスハンマードリル GBH18V-26GDE |
ボッシュ(BOSCH) 吸塵アダプター GDE18V-16 |
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ハイコーキ(HiKOKI) ロータリーハンマドリル DH18DBL(NN) |
ハイコーキ(HiKOKI) ロータリーハンマドリル DH18DBL |
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ハイコーキ(HiKOKI) ロータリハンマドリル DH3628DA(NN) 本体のみ |
ハイコーキ(HiKOKI) ロータリーハンマドリル DH3628DA (2XPZ) |
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ハイコーキ(HiKOKI) コードレスハンマドリル DH36DPB(2XP) |
ハイコーキ(HiKOKI) 吸塵システム 0037-0104 |
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ここまで、電気工事で使える充電式ハンマードリルをご紹介してまいりましたが、お探しの物はございましたでしょうか。
こちらでご紹介いたしましたものは、ほんの一部ですので探せばまだまだ出てきます。
でも、あまりあれこれ見てると時間ばかり掛かって、最終的には迷ってしまうことにもなりかねませんので、このページを参考にしていただければと思います。
吸塵システムを単体で購入するときは、メーカーカタログ等で適合機種をご確認ください。
さて最後になりましたが、私が使っている100V式のハンマードリルをご紹介させていただきますので、ご覧ください。
ボッシュ(BOSCH) ハンマードリル GBH2-26REJ11 |
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私が使っているボッシュ(BOSCH)の100V式ハンマードリルがこれなんですが、仕事上乾式ダイヤでの貫通やエアコン工事でコアドリルを使うので、このタイプを使っています。
これなら、80Φまで使用可能なので、ほとんど対応できて便利です。
それも、電源が容易に確保できるというのが条件ですけどね。
ストレートシャンクや六角シャンクを使うのに持っているのがSDSプラス 回転チャックアダプターなので、併せてご紹介しておきます。
ボッシュ(BOSCH) SDS-PLUS回転チャックセット CK-SDS13N |
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SDS回転チャックセットですが、六角軸や丸軸のドリルビットやタケノコ、コアドリルなどを使用するときに使います。
物はボッシュ(BOSCH)ですが、他のメーカーでも使えるので、一つ持っておくと使い勝手がよくなります。
このように、使うシーンで使い分けると効率よく作業できるし工具の寿命も少しは延びるでしょう。