電気工事で行う測定に使う測定機器を紹介してます。
テスタ、メガー、アーステスタ、検相器、検電器、ほか電気工事に必要な計測機器にもいろんなものがあります。
どれも大切な測定を行ったり、電気を安全に使うためのもので、その測定は、電気工事士としてとても大切なものばかりですから、測定に使用する測定機器選びも大切ですし、使用機器のメンテナンスも大切です。
いくら高額の測定機器でも、測定値が正確でなければ意味がありません。
逆に安価なものでも正確な測定値であるほうが望ましいので、高額な測定機器を使ってるから、正確だという過信は禁物です。
測定機器も精密機器ですから、適切な使用環境や保管状況を確保していないと、狂いを生じるもので、少しでもおかしいと思ったら調整を受けるべきです。
正しく保管、管理して、いつでも正確に測定できる環境を整えておくことは、電気を扱うものとしては、最低限必要な心配りだと私は考えます。
電気の測定は、電力の安定供給と安全を確保するという、電気工事士の最大の責務を果す上で、各種の計測を疎かにすることはあってはならず、疎かにした結果、重大な電気事故が発生した場合、その責任の所在が厳しく追求され、所管官庁である経済産業省から、業務停止などの行政処分を受け、さらに巨額損害賠償を請求される可能性だって否定できません。
それほど大切な各種の測定ですから、確実に測定することが求められてるんです。
また、検電器などは感電事故を防ぐ意味合いが大きく、自分の身を守り仲間を守ることになるものですし、ケーブルの誤切断などを無くす意味合いもあります。
最近は、撤去現場でも重要管理機器につながった、切ってはならないケーブルが混在していることも多く、そんなケーブルを誤って切断して電源供給が止まると、監視システムなどがダウンして、会社の営業そのものが停止するような事態も考えられます。
それだけに、切断前の検電作業が重要になるのです。
また、高圧受電設備では、むやみに近づいて感電すると、それは即、命に関わる重大事故につながりますから、完全に電力が遮断され、放電が完了していることを確認しなくてはなりません。
このように検電一つとってみても、とても大切な作業だという事を改めて認識します。
このカテゴリでは、これらの測定機器を紹介しておきますので、みなさんの日々の業務に活かしてください。
各製品の紹介ページへは、下記のリンクから入れるようにしてあります。