電気工事に不可欠なケーブル接続に必要な圧着や圧縮工具をご紹介しています。
電気工事では、ケーブルの接続は必ず行わなくてはならない作業なので、そのとき必要となるのが、圧着工具や
最近はVVFケーブルなどのジョイントでは、WAGOに代表されるような、差込型コネクタを用いることが多く、この分野での圧着作業は少なくなりました。
電気工事士技能試験でも、差込型コネクタを使用するように指定されているくらいですから、すっかり電気工事の中に浸透した思います。
それでも、全てを差込型コネクタで賄えるわけではなく、リングスリーブを使って圧着しなくてはならない場合もあり、圧着工具が必要なくなったわけでは有りませんので、電気工事士として現場に立つ以上必要な工具です。
また、T型コネクタや絶縁閉端子のように、圧縮して接続するものもあり、それらも大小さまざまですから、それに見合った圧縮工具が必要です。
ここで、簡単に圧着工具と圧縮工具の違いを書かせていただきます。
圧着工具の場合は、圧着ダイスがオス、メスに分かれていて、圧着するとオスダイスで押しつぶして圧着します。
また、メスダイスには刻印が刻まれていて、どのダイスで圧着したのかを確認することができるようになっています。
これに対して、T型コネクタなどで行う圧縮作業に用いる工具は、双方ともメスダイスで、圧着工具のように押しつぶすのではなく、両方から圧縮してケーブルを接続します。
このように圧着と圧縮とはまったく別物だと覚えておいてください。
これを覚えて、各工具を見ると使い方もご理解いただけると思いますので、適切なものをお選びください。
またこのカテゴリーでは、ケーブルの切断に必要なケーブルカッターやケーブルのシースを剥がすのに使う、VVFストリッパーやケーブルストリッパーなど、ケーブル接続に関連する工具もご紹介しておきますので必要な方は、ご確認ください。
どれも、私が実際に使っているものや使ったことがあるものを中心にご紹介させていただきますので、間違いないものばかりですから、ごゆっくり比較検討してからご購入のご判断をするようにしてください。
最終的に使うのはみなさんご自身ですから、納得できるものをお選びいただくことが大切です。