電気工事士試験は、第一種も二種も筆記試験と技能試験に分かれています。
筆記試験に関しては、各地の電気工事組合が実施する講習もあるし、一般の電気工事講習もあるので、比較的勉強しやすいと思います。
しかし、技能試験に関しては、一般の人が受験するには、必要な工具から練習材料まで全て自分で揃える必要があります。
高校の電気科に通ってるような生徒なら、学校教材として用意されていたりするので、容易に練習することもできるでしょうし、各地の電気工事組合の講習でもある程度用意されているところもあるようですし、一般で講習を行ってるところなら、練習教材から必要な工具までテキストとして販売されている場合もあります。
先に紹介した各地の電気工事組合が行っている講習に関しては、原則組合員しか受講出来ないことになっているので、組合に所属していない方は、受講できません。
このように、はじめからセットになってるところはいいですが、これらの状況にない独学で第二種電気工事士試験に挑もうとしてる方は、文字通り全て独りで揃えて練習しなくてはなりません。
そのためには、まずどのような工具が必要なのかから、調べる必要があり、次に技能試験の課題を知る必要があります。
課題の確認ができたら、それに必要な材料を買い揃える必要があり、本格的な練習は、それからという事になり、練習を始める前段階だけでもかなりの時間を要することになってしまうでしょう。
試験日まで限られた時間の中で、こんな無駄な時間を費やしていたのでは、肝心の練習時間が取れず、あえなく不合格なんて憂き目を見る羽目になってしまうかもしれません。
そうなっては、本来の目的を達することが出来ず、それまでの努力が無駄になってしまいます。
そんなことにならないように、このページに第二種電気工事士試験に必要な工具と練習材料を紹介しておきますので、活用してください。
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ホーザン(HOZAN)の電気工事士技能試験工具セットを二つ紹介したんですけど、私がお勧めするのは、DK-26(特典付き)の方です。
なぜなら、後々も使えるセット内容だからです。
DK-28のセットは、VVFストリッパーが実用的じゃないので、電気工事士試験合格後現場で電気工事をするときに、さぎょうに時間がかかってしまうので、実用的じゃありません。
あくまで、現場で作業する私の意見ですが、参考にしていただければと思います。
いずれにしても電気工事士試験には必要なものであることに違いはありません。
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両社ともセット内容はほぼ同じなので、大きく違うのは、ハンドプレスだけだと思います。
ツノダ(Tusnoda)の方は、小型ハンドプレスで、中スリーブまでの対応なのに対して、ロブテックス(LOBSTAR)の方は、大スリーブまで対応できる通常タイプのハンドプレスになっています。
どちらを選ぶかは、個人の判断になるので、みなさんで判断してください。
次は、技能試験に必要な練習材料のセットを紹介します。
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ホーザン(HOZAN)の練習用キットを紹介しましたが、上段の3つは、練習に必要なものが全てセットになったものなので、練習回数に応じて選んで使ってください。
下段は、練習に必要な器具と電線の各セットですから、練習を続けるときに買えばいいものですが、そこまで必要かなと私は思います。
まあ、練習はやりすぎと言う事はないので、納得のいくまで繰り返し行うことに越したことはありませんけどね。
このほかに技能試験にあると便利な小物を紹介しておきます。
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3つの合格シリーズ製品を紹介したけど、この3つは、持っておくと便利だし、より正確な作業ができるので、つまらない減点を無くすことができるので、名称通り合格に近づくものだと思います。
私もこの中のマルチツールを現場で使ってますが、本当に便利なので、ほかの電気工事士さんにもお勧めしたら、いつの間にか私の周りの多くの職人さんが、使うようになっています。
現場でも使えるものなので、長く使えて重宝すること間違いなしの製品です。
紹介した他にも点検用のキットなんかもあるし、複線練習用品もあり、それらはAmazonのページで確認できるので、気になる人は内容を確認して、必要かどうか判断するようにしてください。
それでは、みなさんの技能試験合格をお祈りしていますので、頑張ってください。